同僚のオフィスPCに発生した問題の対応を終え、問題も無事に解決。リモートセッションを終了し、お互い次の業務へ戻ったとします。しかし、そのときふと気になるのが、リモート先のPCがログイン状態のまま放置されていないかという点です。特に、自分も相手もその端末の近くにいない場合はなおさらでしょう。
幸いにも、TeamViewer Remoteにはその心配を解消する機能が用意されています。
TeamViewerのセキュリティ機能の中でも見落とされがちなのが、セッション終了と同時に接続先PCを自動ロックする機能です。この機能を利用することで、サポート担当者やユーザーが手動でロック操作を行わなくても、端末のセキュリティを保つことができます。
この機能でできること
この機能を有効にすると、リモートセッションを終了した時点で、TeamViewerが接続先のコンピューターを自動的にロックします。
これにより、次のような効果が期待できます:
- サポート作業の終了と同時に、接続先デバイスを安全な状態にできます。
- PCを手動でロックし忘れる心配がありません。
- 機密情報や業務データを保護できます。
- オフィスの共有端末が、意図せずログイン状態のまま放置されるリスクを低減できます。
シンプルな設定でありながら、すべてのリモートサポートセッションのセキュリティをさらに高めることができます。
この機能が特に役立つ場面
例えば、離れた拠点で勤務する同僚の給与管理アプリケーションのトラブル対応をリモートで行ったとします。問題を解決して接続を終了した後、あなたは通常業務に戻ります。しかし、その同僚は会議のため席を外しており、接続先PCをロックできる人がその場にいない状況です。
自動ロック機能が有効になっていれば、リモートセッションの終了と同時に、接続先のコンピューターは自動的にロック画面へ移行します。利用者へ後から連絡する必要も、ロックを促すリマインダーを送る必要もありません。また、「端末がログイン状態のままになっていないだろうか」と気にする必要もなくなります。
有効化の方法
- TeamViewer Remoteを開きます。
- 設定 に移動します。
- 詳細設定 を開きます。
- 他のパソコンとの詳細な接続設定セクションにある リモートコンピュータのロックを探します。
- すべての接続で有効にするには、ドロップダウンメニューから 常に を選択します。
設定を有効にすると、TeamViewerはリモートセッションの切断時に、対応する接続先デバイスを自動的にロックするようになります。
リモートセッション中に設定する方法
- リモートセッションを開始します。
- セッションツールバーの 操作 を選択します。
- ロック メニューから セッション終了時にロック を選択します。
- 設定を有効にします。
- そのまま通常どおり作業を続けます。
設定後、セッションを終了すると、TeamViewerが接続先デバイスを自動的にロックします。
管理者の手間を一つ削減
優れた機能とは、必ずしも目立つ場所にあるものとは限りません。むしろ、いつの間にか運用上の手間を減らし、管理者の負担を軽減してくれる機能こそ価値があります。
自動ロック機能は、次のようなメリットをもたらします:
- リモートセッションを安心して終了することができます。
- セキュリティポリシーやベストプラクティスを継続的に徹底することができます。
- 端末が無人のままログイン状態で放置されるリスクを低減することができます。
- セッション終了後の確認や後処理にかかる手間を削減することができます。
わずかな設定変更で導入できる機能ですが、リモート接続の運用をよりスムーズかつ安全なものにしてくれます。
ぜひ活用してください
オフィスのワークステーションや共有PC、あるいは機密情報を扱う端末へ日常的にリモート接続している場合、この機能を有効化する価値は十分にあります。
この機能は普段あまり意識されることはありませんが、まさにそれが理想的な状態です。次回リモートセッションを終了する際には、最後のセキュリティ対策をTeamViewerに任せることができます。
すでにこの機能を利用している方は、どのような業務環境で活用しているのか、またどのような場面で効果を実感したのか、ぜひTeamViewer Communityで共有してみてはいかがでしょうか。他のユーザーにとっても、この便利な機能を知るきっかけになるはずです。