WebClientのセッション内でファイル転送を使用することができます。
Webブラウザからのローカルファイルシステムへのアクセスが制限されているため、ファイル転送はデスクトッププラットフォームのTeamViewerフルバージョン経由とは異なる動作をします。
📌注意:SafariからWeb Clientを経由してファイルを転送することはできません。Safariがサポート対象になりましたら、このセクションを更新する予定です。
この記事は、 Business、Premium 、Corporate 、Tensor サブスクリプションをお持ちのすべてのTeamViewer のお客様に適用されます。
WebClientを使ったファイル転送の方法
WebClientを使用してファイルを転送するには、以下の手順に従ってください。
- トップ メニューの ファイルの転送 ボタンをクリックします。
- 個々のファイルを送信するには、ファイルを送信を選択します。 フォルダーを送信するには、フォルダーの送信を選択します。
- 上記の選択に応じて:
- ファイルを送信すると、デフォルトブラウザのファイル選択ウィンドウが表示されます。目的のファイルを選択し、開くをクリックします。転送されたファイルは、デフォルトのターゲットフォルダーに表示されます。
- 送信フォルダーを選択すると、デフォルトのブラウザファイル選択ウィンドウを生成します。 このウィンドウにはフォルダーのみが表示されます。 目的のフォルダを選択し、フォルダーを選択をクリックします。転送されたファイルは、デフォルトのターゲットフォルダーに表示されます。
📌注意:転送が開始されるとすぐに、ツールバーの[ファイルを送信]の横に新しいアイコンが表示され、転送に関する詳細情報にアクセスできるようになります。プロセスバーにより、全体の進行状況についての情報を得ることができます。
進行状況
ファイル転送の進行状況を確認するために、最初の転送が始まると転送ボタンが表示されます。
💡ヒント: ファイル転送の開始からセッションの終了まで表示されます。
転送ボタンをクリックすると、別ウィンドウが開き、以下の情報が表示されます。
- 処理待ちの転送ファイル
- 転送中のファイル(進行状況を含む)
- 転送が完了したファイル
以下の操作を行うことができます:
- 終了した単一の転送を削除する(×)
- 履歴の消去:終了したすべての転送を削除する(三本線のw/x)
- 転送されたファイルにアクセスするためにターゲットフォルダを開く(デフォルト・フォルダのアイコン)。
転送されたファイルを含むフォルダを開く
転送されたすべてのファイルは、指定されたデフォルトのターゲットフォルダに表示されます。これは、使用するオペレーティングシステムに依存します。以下は、最も一般的なオペレーティングシステムのリストです。
Windows
- フォルダ: %USERPROFILE%\Downloads
Linux
- フォルダ: ~/Downloads (ユーザーのホームディレクトリのダウンロードフォルダ)
macOS
- フォルダ: NSDownloadsDirectory+NSUserDomainMask または ~/Downloads
Android
- フォルダ: /storage/emulated/0/Download
iOS
- フォルダ: internal app container. デスクトップからiOSQuickSupportへのファイル転送と同じ
転送されたファイルを含むフォルダを開くには、次の手順に従ってください。
- ファイルを送信ボタンの隣にある黄色いフォルダのアイコンをクリックします。ポップアップが表示されます。
- グレーのフォルダーアイコンをクリックします。これでデフォルトのターゲットフォルダが開きます。
リモートクライアントの要件
リモートクライアントの変更に伴い、WebClientでのファイル転送をサポートするためには、以下のTeamViewer (Classic) クライアントバージョンが必要です。
使用例: 基本的なファイル転送
- 必要なTeamViewer (Classic) バージョン: Windows: 15.27, macOS: 15.27, iOS: 15.27, Linux: 15.28
使用例: リモートフォルダーを開く
- 必要なTeamViewer (Classic) バージョン:Windows: 15.27, macOS: 15.27, iOS : 15.27, Linux: 15.29, Android : 未対応(予定)。