展開するには、TeamViewerのカスタマイズバージョン(カスタムモジュール)を作成する必要があります。
この操作は、Management Console のカスタマイズ & 配布 から直接行うことができます。
カスタムモジュールを作成することで、次の2つの重要な値を得ることができます。
- モジュールのカスタマイズのトリガーとなるCUSTOMID
- アカウント割り当てのトリガーとなるAPITOKEN
💡ヒント: 両方の値を安全に保管してください。次回の記事でそれらを使用します。
この記事は、TeamViewer (14以降) をWindows のデバイスに一括展開する、Corporate およびTensor ライセンス所有者に適用されます。
推奨セットアップ
⚠ 重要な注意事項:モジュールを作成する前に、TeamViewerのマスターアカウントが作成されていることを 確認してください。モジュールは、マスター アカウントからのみ作成することをお勧めします。
背景情報:カスタムモジュールは、1人のオーナーに制限されます。このオーナーは、モジュールを作成したアカウントによって定義されます。
例:ユーザーAがカスタムモジュール1
を作成した場合:
- ユーザーAが退社すると、ユーザーAのアカウントは無効化され、他人がアクセスできないため、誰も
カスタムモジュール1
を管理できなくなります。
このような理由から、特定の人に縛られないマスターアカウントの利用を推奨しています。
マスターアカウントの使用方法については、以下の記事をご確認ください。
📃マネージメントコンソールのマスターアカウントの使用
カスタムモジュールの作成方法
カスタム モジュールを作成するには、次の手順に従ってください。
📌注意: 以下の例では、カスタムTeamViewer Host を作成します。
- Management Console にログインし、カスタマイズ& 配布メニューをクリックします。
- 次に、+アイコン(カスタムモジュールの追加ボタン )をクリックしてHostを選択します。
- モジュールの外観をカスタマイズし、モジュールに適用する TeamViewerポリシーを選択します。アカウントの割り当ての許可にチェックし、保存をクリックします。
- CUSTOMCONFIGID とAPITOKEN が表示されます。OKをクリックして確認します。
- 作成したモジュールは、モジュール一覧に表示されます。
📌注意: 「アカウント割り当ての許可」ボックスが、
- チェックが入っている場合 - インストール終了時にアカウント割り当てを確認するポップアップが表示されなくなります。
- チェック入っていない場合 - インストールの最後にアカウント割り当てを確認するためのポップアップが表示されます。