TeamViewerは、お客様が弊社の製品やサービスを効率的かつ効果的に運用して頂く事で、御社のビジネスニーズに合わせ、貢献できるよう努めております。
そのうちのひとつの機能が管理画面であるTeamViewer (Classic) Management Consoleより、御社独自のモジュールを作成できるカスタムモジュールです。こちらのカスタマイズでは、カスタム モジュールを作成するときに、TeamViewer アカウントを選択して、すべての待機案件をそのアカウントに自動的に割り当てることができます。
方法は2通りです。
- カスタムモジュールの共有グループを、デフォルトの担当者に設定します。または、
- 未割り当てに設定します。
デフォルトの担当者は、未共有のグループに適用されます。ここで、共有グループの担当者を1人設定する必要があります。誰も割り当てない場合、各サービスケースは、共有グループのすべてのメンバーに配布されます。
カスタムモジュールを作成して、待機案件の顧客のサービスケースを収集し、特定のモジュールを通じて作成されたすべてのサービスケースに対するデフォルトの担当者を設定することを推奨します。
サービスケースの自動割り当て機能は、TeamViewer HostとQuickSupportモジュールでサポートされています。
TeamViewer モジュールとQuickSupportの詳細については、以下の記事を参照してください。
この記事では、TeamViewer 13以上のPremiumまたはCorporate ライセンスか、Premium ・Corporateまたは Tensor サブスクリプションを所有するすべてのユーザーに該当する内容を扱っています。
要件
この機能を使用するには、以下の要件を満たす必要があります:
- TeamViewer 13以上を使用している
- TeamViewer 13以上のPremiumまたはCorporate ライセンス (以降) を所有している
- QuickSupportモジュールを使用しない場合、TeamViewer Host がインストールされている
📌注意: Linuxはサポートされていません。
概要
以前は、カスタムモジュールから作成されたサービスケースは割り当てられていませんでした。管理者は、すべての新しいサービスケースを適切な担当者に割り当てる必要がありました。現在は、時間を節約することができます。サービスケースは、すぐに適切なチームメンバーに滞りなく割り当てられ、お客様の待ち時間が短縮されています。
サービスケースの自動割り当てを有効にする方法
- TeamViewer (Classic) Management Consoleにログインして、カスタマイズ & 配布 を選択します。次に、+ボタンをクリックし、QuickSupportまたはHostを選択します。
- 次にダイアログボックスで、チェックボックス「カスタマーによるサポート案件の開始を許可」を有効にし、モジュールを割り当てるグループを選択し、デフォルトの担当者を選択します。
- 設定を保存します。
⚠注意事項:
グループが共有されている場合
- デフォルトの割り当てを特定のユーザーに設定すると、そのユーザーだけがこのモジュールからのサービスケースを受け取ります。
- デフォルトの割り当て先を未割り当てに設定した場合、そのグループにアクセスできるすべてのユーザーがサービスケースのリクエストを受け取ります。
グループが共有されていない場合、すべてのリクエストは、モジュールとグループを作成したユーザーに送信されます。
今後、カスタムモジュールからの新しいサービスケースは、事前設定されたユーザーにのみ自動的に割り当てられます。
また、既存のモジュールを最新バージョンに移行すると、そのモジュールに対してもこの機能が有効になります。担当者は、いつでも変更することができます。その場合、モジュールの再起動のみ必要となります。