ランダムパスワードは、パスワードを使って有人アクセスするための2つのオプションのうちの1つです。2 つ目のオプションは、ワンタイムアクセスでデバイスへのアクセスを許可するものです。
ランダムパスワードは、デフォルトで TeamViewer (Classic) アプリケーションのリモートコントロ ールタブに表示されます。
この記事は、すべてのTeamViewer (Classic)をご利用されるユーザーに該当する内容です。
仕組みについて
TeamViewer ID とランダムなパスワードを提供すると、そのユーザーはデバイスに接続できま す。
ランダムパスワードが変更されると、新しく生成されたパスワードまたはワンタイムパ スワードをユーザーに提供するまで、そのユーザーはデバイスにアクセスできなくなります。
💡ヒント: 信頼できる人物にのみ、デバイスのリモートコントロールを許可してください。TeamViewerのIDやパスワードを知らない人、信頼できない人に教えないでください。TeamViewerのユーザは、迷惑電話に注意し、知らない人や信頼できない人に自分のPCへのアクセスを許可しないようお願いします。
TeamViewerへのアクセスをさらに制限するために、許可リストを設定してください。
ランダムパスワードの変更方法
TeamViewer (Classic) の詳細オプションで、TeamViewer (Classic) で着信セッション用に新しいランダムパス ワードを生成するかどうか、およびそのタイミングを選択することができます。
ランダムパスワードを変更するには、以下の手順に従います。
- パスワード欄にマウスカーソルを合わせます。丸い矢印(⟲)が表示されます。
- このアイコンをクリックすると、新しいランダムなパスワードが自動生成されます。
📌注意: 新しいランダムパスワードを生成するオプションは、ID の右側にある 3 つのドットのメニュー (⋮) を使用しても表示されます。
ランダムパスワードの強度を変更する方法
ランダム パスワードの強度を変更するには、次の手順に従ってください。
- TeamViewer (Classic)を起動します。
- 右上隅にある歯車アイコン (⚙) をクリックします。
- セキュリティ と ランダム パスワード (簡単なアクセス用)セクションに移動します。
- ご希望のパスワード強度を選択してください。
- OKをクリックします。
使用できるパスワードの強さは以下の通りです。
- 安全 (6文字): パスワードは6桁の英数字で構成されます。
- セキュア (8文字): パスワードは8桁の英数字で構成されます。
- 非常に安全 (10文字): パスワードは10桁の英数字で構成されます (特殊文字含む)。
- 無効化されました (ランダムパスワードなし): ランダムパスワードは生成されません。
📌注意:
- ランダムパスワードオプションが無効化され、個人的パスワード(固定のパスワード)も簡易アクセスも設定されていない場合は、TeamViewer (Classic)には接続できなくなります。
- 全般 カテゴリで WindowsでTeamViewer (Classic)を起動するボックスにチェックマークが付けられている場合、ランダムパスワードの強度は自動的に 安全 (6文字)に設定されます。
各セッション後のランダムパスワードの変更方法
各セッション後のランダム パスワードの動作を設定するには、次の手順に従ってください。
- TeamViewer (Classic)を起動します。
- 右上の歯車アイコン(⚙) をクリックします。
- 詳細設定に移動し、このコンピュータへの接続の詳細設定セクションに移動します。
- 各セッション後のランダムパスワード で、希望する動作を選択します。
- OKをクリックします。
次のオプションを使用できます:
- 現在のパスワードを維持: TeamViewer (Classic)が再起動されるまで、新しいパスワードは生成されません。
- 新規に生成: TeamViewer (Classic)は、各セッションが完了するたびに新しいパスワードを生成します。
- 無効化: ランダムパスワードが1度だけ生成されます。
- 確認の表示: TeamViewer (Classic)が、各セッション後、新しいパスワードを生成するかどうか確認します。
💡ヒント: 各セッション後、新しいランダムパスワードを生成することを推奨します。