この記事では、プレミアム、コーポレート、テンサープランをお持ちのお客様に該当する内容を扱っています。
全般
TeamViewer マネージメントコンソール内で、ユーザー権限を一括で管理・変更することができます。
- マネージメントコンソールにサインイン後、左上にある「ユーザー管理」タブより、各ユーザーを企業プロファイルに追加することで、ライセンス (プレミアム、コーポレートまたはテンサープラン) が適用されます。
- 各ユーザはTeamViewerアプリケーションにサインインすることで、有料版として遠隔操作をすることができます。
さらに、この企業プロファイルを利用すると、すべてのアカウントに対する権限も一括で管理することができ、セキュリティの強化に繋がります。
(設定方法の詳細はこちらをご確認くださいませ。)
企業プロファイルを利用するメリット
企業プロファイルでユーザーを会社の管理者として管理している場合は、次の機能を利用することができます:
- 接続レポート (日付、時間頻度などのユーザー接続レポート)
- ユーザーの認証解除および削除
- チャネルグループの作成
- 連絡先およびデバイスグループの作成やグループ権限の管理
- ユーザーアカウントパスワードの変更
- ユーザー権限の変更
TeamViewerアカウントでライセンスを認証すると、企業プロファイルを作成して、ユーザー追加を開始することができます。
開始前: 企業プロファイルのセットアップに関するこちらの記事をご覧ください。 TeamViewer マネージメントコンソールのマスターアカウントの使用
ライセンス
ひとつの企業プロファイルで、ひとつのライセンス(プレミアムまたはコーポレートライセンス)を有効化することが可能です。ライセンスは、他のTeamViewer製品ライセンス(パイロット、リモート管理、IoTなど)とも組み合わせることができます。
📌 ひとつの企業プロファイルで複数のライセンスの有効化は出来かねてしまいますことご注意くださいませ。企業プロファイル内で会社の管理者としてすでにライセンスを持っている会社のプロファイルに対して新しいライセンス(プレミアムまたは企業サブスクリプションライセンス)をア有効化しようとすると、既存のライセンスを保持するか、既存のライセンスを置き換えるかを選択する必要があります。
例外として、買い切り版ライセンスとサブスクリプションライセンスの両方をお持ちのお客様は、複数の買切り版ライセンスとサブスクリプションライセンスをひとつの企業プロファイルで有効化することが可能です。
つまり、サブスクリプションライセンスと買い切り版ライセンスの組み合わせであれば、ひとつの企業プロファイルにて管理が可能ですが、複数のサブスクリプションライセンスをひとつの企業プロファイルにて管理することができかねてしまいます。
💡ヒント:御社のニーズに最適なライセンスを取得するために、どのライセンスが最適か、サポート担当者にご相談することをお勧めします。
会社の管理者は、企業プロファイルのメンバーにライセンスを自由に割り当て/割り当て解除できます。
チャネルグループを介して、特定のチームまたは個人用に1つ以上のチャネルを予約できます。
チャネルの需要が増加している場合は、既存のアカウントにチャネルを追加するか、より適切なライセンスタイプにアップグレードするかを選択できます。詳細については、こちらよりお問い合わせくださいませ。
📌以前のライセンス(=新しいライセンスに置き換えたもの)についてご質問がある場合は、チケットシステムより サポートに連絡してください。
企業プロファイルの作成方法
- TeamViewer マネージメントコンソールにログインします。
- 左上の ユーザー管理をクリックした後お好きな社名をご入力し、企業プロファイルを作成します。
- 以上でユーザーを企業プロファイルに追加する準備が完了します。
ユーザーを企業プロファイルに追加
企業プロファイルに参加すると、会社の管理者に各ユーザーの管理権限が渡されます。企業プロファイルに参加をしたいユーザーや、会社の管理者がユーザーから企業プロファイルの参加の要求を受けた場合は、ポップアップを介して通知されます。
- アカウントの管理ができなくなります。
- 会社の管理者は、ユーザーのすべてのコンピュータに接続が出来、制御が可能となります。
- ユーザーは信頼していない企業プロファイルに参加しないよう、事前にご注意ください。
📌ライセンスユーザーが企業プロファイルに参加する場合(プレミアム、コーポレートまたはテンサーサブスクリプションライセンス)、ユーザーが参加できるようにするには、アカウントにリンクされているライセンスのリンクを解除する必要があります。リンクを解除しないと、参加が出来かねますことご注意くださいませ。
新規ユーザーの追加
TeamViewerのアカウントをお持ちでない方を追加される場合、+ユーザーを追加 をクリックします。メールアドレス、ユーザー名、パスワードなどを入力して、TeamViewerアカウントを作成します。
📌注意: ユーザーを追加すると、登録したメールアドレス宛にTeamViewerから自動メールが送信されます。メールの中のリンクをクリックしてアカウント認証作業を必ず行ってください。
既存のアカウントの追加方法
TeamViewerアカウントをすでにメールアドレスに関連付けている場合、既存のアカウントの追加をクリックします。すると、以下のURLリンクが表示されます。https://login.teamviewer.com/cmd/joincompany
上記のリンクを追加したいユーザーへ配布します。
リンクを受け取ったユーザーはリンクをクリックした後、マネージメントコンソールの画面が表示されるので既存のアカウントでサインインをおこないます。
- 次に会社の管理者のメールアドレスを入力する欄が表示されますので、そこで会社の管理者のメールアドレスを入力します。
- 会社の管理者はメールで企業プロファイルの参加リクエストがある旨が通知されます
- 会社の管理者はマネージメントコンソールのユーザー管理にてそのユーザーの企業プロファイル参加リクエストに対して、承認をクリックことで登録が完了します。
📌注意: 一度企業プロファイルに参加すると、企業プロファイルからユーザーを削除できる権限はその会社の管理者のみとなります。また会社の管理者は有効なライセンスを利用して管理をする必要があります。TeamViewerのスタッフは、関連するメールアドレスの所有者または会社の管理者に代わってアカウントを削除することは出来かねます。企業プロファイルに参加することで、管理責任は全て会社の管理者に譲渡されます。
📌補足: また上記の「ユーザーを追加」から作成したのちに下記のエラーメッセージが表示された場合も「既存アカウントの追加」からユーザーを追加して頂く必要がございます。
各ユーザーに与える権限の設定
ユーザーを会社のプロフィールに追加すると、ユーザーの権限を設定して、管理者または会社の管理者にとして運用させることができます。
ユーザーの権限を上げるには、ユーザー管理タブにて該当するユーザーにカーソルを合わせます。歯車マークが表示されるのでそちらをクリックして、メニューをドロップダウンします。メニューが表示されたら、ユーザーの編集を選択します。
- 会社管理者: 会社設定、他の管理者アカウント、ユーザーアカウントを変更することができます。
- 管理者: 他のユーザーアカウントを作成することができますが、企業プロファイルと会社管理者アカウントを変更することはできません。
- ユーザー: 自分のアカウントのデバイスへの接続のみ実行できます。他のユーザーアカウントや企業プロファイル設定を変更することはできません。
下記の写真の「管理者と会社の設定の管理」と「ユーザーの管理」をどちらも選択しない場合、上記の3.ユーザー の権限となります。
企業プロファイルからのユーザーの削除/ユーザーの無効化をする方法
会社の 管理者は、企業プロファイルからユーザーを削除したり無効化することができます。
- 以上で、企業プロファイルからユーザーを無効化または削除することができます。
💡無効化: 無効化されたユーザーは、[ツール] > [無効なユーザーを表示]で有効にしてもユーザー管理に表示されますが、それらのユーザーはTeamViewerアカウントを使用できなくなります。以下の制限は、無効化されたユーザーに適用されます。ユーザーは自分のTeamViewerアカウントにログインできません。ユーザーは会社のライセンスを使用できません。サービスケースをユーザーに割り当てることはできません。ユーザーは共有グループにアクセスできません。ユーザーは自分のTeamViewerアカウントで他のユーザーに接続することはできません。会社のプロファイル内のユーザーへの接続のみが許可されます。
💡削除: 削除されたユーザーはユーザー管理から削除されますが、引き続きTeamViewerアカウントを使用できます。 [ユーザーの削除]を選択するときは、削除の結果がユーザーと会社にどのような影響を与えるのかを認識していることを確認する必要があります。ユーザーが削除された場合、会社の関連データ(接続レポート、カスタムモジュール、ガイドラインなど)が会社の管理者に転送され、会社のライセンスは取り消され、共有グループは会社で利用可能になります。
- ユーザーはTeamViewerアカウントにログインすることはできません。
- ユーザーは会社のライセンスを使用することはできません。
- サービスケースをユーザーに割り当てることはできません。
- ユーザーは共有グループにアクセスすることはできません。
- ユーザーは、他のユーザーを自分のTeamViewerアカウントに接続することはできません。
- 企業プロファイル内でのユーザーへの接続のみ許可されます。
ユーザーの削除について: 削除されたユーザーは、ユーザー管理から削除されますが、自分のTeamViewerアカウントは引き続き使用することができます。つまり企業プロファイルの中から削除されるだけとなる為、無料版のアカウントとして引き続き利用することが可能です。
※:ユーザーの削除=ユーザーを完全に削除する作業ではございません。
ユーザーの削除を選択する場合は、削除するとユーザーと会社にどのような影響が発生するか以下のポップアップをご覧になり実行してください。ユーザーが削除されると、ユーザーの会社関連のデータ (接続レポート、カスタムモジュール、ガイドラインなど) は会社の管理者に転送され、会社のライセンスは無効になりますが、ユーザーは共有グループを引き続き使用することができます。
ユーザーの削除を選択すると、次のポップアップが表示されます。
📌注意: ユーザーと共有されるグループは、手動で編集し、共有メニューを通じて抜ける必要があります。
アカウントが既に別の企業プロファイルに参加している場合
企業プロファイルに参加しようとしていて、「アカウントはすでに別の企業と関連付けられています。そのためこの企業・会社に参加することはできません」というメッセージが表示される場合、希望の企業プロファイルに参加するために、そのアカウントは現在所属している企業プロファイルから削除する必要があります。
企業プロファイルの削除方法
以下の手順をご確認くださいませ。
- ユーザー名にカーソルを移動し、歯車をクリックしてユーザーの削除をクリックします。
- ウィンドウの下部にあるチェックボックスをクリックして、ユーザーの削除を選択します。
- 1~3の作業をすべてのユーザーが消えるまで行ってください。(ご本人のアカウントも含みます。)
📌注意: アカウントは、会社の管理者のみが企業プロファイルから削除ができます。企業プロファイルおよび管理者アカウントには有効なライセンスが必要です。また、TeamViewerスタッフでも、関連付けられたメールアドレスの所有者または会社の管理者に代わってアカウントを削除することはできません。
企業プロファイルが期限切れと表示される場合
以下の手順をご確認くださいませ。
- ユーザー管理メニューに企業プロファイルの試用期間終了等と表示される場合は、マネージメントコンソールの右上隅にあるプロファイルをクリックし、(企業プロファイル名)の管理をクリックしてください。
- 全般タブより画面に下に表示される会社の削除をクリックします。
- ウィンドウの下部にあるチェックボックスにチェックを入れ、会社を削除を選択します。
- 以上で、自動的にログアウトされます。この後リモートアクセスライセンスの有効化作業が可能となります。
企業プロファイルが別のアカウントに属している場合
- 現在属している企業プロファイルの会社管理者に、企業プロファイルからアカウントを削除するよう依頼してください。
- 削除することで、新しい会社のプロファイルに参加できます。
📌注意: アカウントは、企業プロファイルの管理者のみが企業プロファイルから削除できます。ライセンスが有効であることをご確認ください。また、TeamViewerスタッフは、セキュリティの理由により、いかなる理由においても企業プロファイルの管理者に代わってアカウントを削除することはできかねますことご了承くださいませ。