こちらの記事ではTeamViewer ミーティングを初めてご利用される方向けによくあるご質問についてまとめております。主に教育関連のお仕事をされている方向けに記事がかかれておりますが、企業のトレーニングツールのひとつとしてご利用いただくなど、様々なご利用状況でお役にたてる情報をまとました。
TeamViewer ミーティングとは?
TeamViewer ミーティングはオンライン会議、プレゼンテーションなどを簡単に実現するためのアプリケーションです。特に学校、塾などの授業や、社内でのトレーニングなどにも用いられており、自宅から簡単に学びの場を提供するのに最適なツールとなっております。
また今回初めてTeamViewer ミーティングをご利用される方に弊社TeamViewerについてご紹介させていただきます。
TeamViewerは、デジタルネットワーキングとコラボレーションをした世界をリードするソフトウェアプロバイダです。弊社はドイツのGöppingenに2005年に設立され、50カ国以上から約700人の従業員を雇用しています。
弊社の主力製品であるTeamViewerは、リモートサポート、リモートアクセス、オンライン会議がすべて実現可能である優れたオールインワンのソフトウェアです。離れた場所から会議に参加でき、顧客に対して補修サービスも実現出来ます。外出先からご自身の端末に遠隔操作も出来ますので、移動時間の短縮などより効率良く作業をして頂けます。またご友人やご家族間でのサポートにも最適です。
TeamViewerソフトウェアは、世界中で4億台以上の端末でご利用されており、そのうち少なくとも2500万台が常にTeamViewerを介して遠隔操作がされています。弊社の製品には、ITモニタリング、データバックアップ、マルウェア対策、Web会議などが追加されています。
TeamViewer ミーティングアプリケーションのダウンロード方法
TeamViewerミーティングは、https://www.teamviewer.com/ja/download/からダウンロードできます。
Windows、Mac、Android、iOS専用のものをそれぞれご用意しております。
ライセンスの有効化方法について
ライセンスご購入後にメールにて送信される有効化リンクを介して、管理者1名がTeamViewer Meetingアカウントにライセンスを有効化(紐づけ)します。こちらはTeamViewer Meetingをご利用されるすべての方(授業を提供する側)が、アカウントを作成する必要があります。その後以下の1~3の手順を行ってください。
大まかな流れとしては、授業を提供する側の管理者となる方がTeamViewerマネージメントコンソールを用いて各ひとりひとりの先生のアカウントを作成します。管理方法及び設定方法に関する詳細は以下の通りです。
- TeamViewerマネージメントコンソールにログインし、ユーザー管理タブより企業プロファイルを作成します。
- 企業プロファイルを作成したら、次にプロファイル(https://login.teamviewer.com/cmd/joincompany)へのリンクを各先生に送信します。
- 企業プロフィールへのリンクを介してすべての先生を企業プロファイルへ追加します。この企業プロファイル内にユーザーアカウントを作成することでライセンスの紐づけが完了します。
生徒がTeamViewer Meetingをダウンロードする方法
ダウンロード方法は以下の3通りです。(お好きな方法をお選びくださいませ。)
- ホームページからアプリを直接ダウンロード:https://www.teamviewer.com/ja/download/
- 先生(授業を提供する側)からのメールで招待:直接の招待リンクを含むメールを生徒に送信します。生徒はそのメールの中にあるリンクをクリックしアプリをダウンロードします。
- https://meeting.teamviewer.com/homeを利用して授業に参加するための会議IDを入力します。
オンライン授業の開始方法について
まずは授業を提供する側(先生)がhttps://www.teamviewer.com/ja/download/からTeamViewer Meetingをダウンロードしていることをご確認ください。
TeamViewer Meetingには2つの異なる方法で会議・授業を開催できます。
- その場ですぐ開催する会議
- 事前に日時を計画し用意をしておく会議
学校等でご利用される場合は後者の事前に日時を計画し会議IDを用意しておくことをお勧めいたします。そうすることで事前に会議ID付きの招待状を送信でき、参加者は招待メールのリンクを介して授業に簡単に参加できます。
その場ですぐ開催する会議
TeamViewer Meetingアプリケーションで、START MEETINGをクリックし、生徒に会議IDを伝えます。伝える方法はメールや普段コミュニケーションツールとして使っているチャット機能のあるアプリ等をご自由にご利用ください。
事前に日時を計画し用意をしておく会議
授業を提供する側は、日時を計画し会議IDを事前に生徒へ配布しておくおとが可能です。
会議を事前に計画しIDを作成するにはblizzアカウントが必要です。
これにより、例えば1週間に4回行われる数学の授業は、1つの同じ会議IDで行われます。方法は以下の通りです。
- アカウントにサインインをしたら左側のメニューでをSchedulerクリックします。
- 右下のNEW MEETING...を選択します。
- Subjectには会議/授業の名前を入れます。
- 会議/クラスの時間を選択します。Startは開始時間Endは終了時間です。(こちらはあくまで予定となる時間であるため、会議が延長されたとしても突然時間通りに会議が強制終了してしまうことはございませんのでご安心くださいませ。)
- すべての会議は、不正アクセスを防ぐためパスワードで保護することも可能です。
- Save meeting for later reuseにチェックマークを入れると、後で再利用するために会議を保存することが可能です。
- Saveをクリックし保存します。
- 保存された会議をクリックします。
- 下部のメニューでINVITE(招待)をクリックします
- 招待文は英文のみのご用意となるため文章の中にあるリンクまたはYour Meeting IDをメール等で生徒に伝えてください。
- 次のステップでは、メールで生徒を招待できます。
生徒以外が会議・授業に参加することを防ぐ方法はありますか?
いくつかセキュリティを保護するためにお願いしている点がいくつかあります。
- スケジューラを介して会議をスケジュールし、会議に一意の会議IDを割り当てます。こちらは世界でひとつのIDとなります。
- スケジュールされた会議のパスワードを常に変更する。
- 会議IDをオンライン等の公の場に公開しない。
- 会議のパスワードを参加者とのみ共有することを徹底する。
- 会議IDを他の人と共有しないように参加者(生徒)へ伝えそれを徹底する。
- すべての参加者(生徒)が会議に参加した時点で会議をロックする。
画面を生徒へ見せる方法(画面の共有方法)
授業を開始したら、画面を生徒と共有できます。方法は画面の下部にあるモニターアイコンをクリックするだけです。
プレゼンターとしてご利用いただける機能は次のとおりです。
- マイクのオン/オフ
- カメラのオン/オフ
- 画面を共有
- 参加者を招待
- 退会/会議終了
ヒント:緑のフレームは、現在生徒と共有している画面を示しています。フレーム内に表示されているものはすべて生徒にも表示されます。
以下の画面は生徒側からどのように見えるかを表しています。
オンライン授業中に生徒と会話をする方法
TeamViewer MeetingはVoice over IP(VoIP)を介して高品質のオーディオ製品を提供します。
可能な限り最高の音質を保証するために、すべての参加者がヘッドセットを使用することをお勧めします。データ保護の理由から、参加者は常に自分のマイクと音声伝送を有効にする必要があります。ただし、会議・授業の主催者は、すべての参加者または個々の特定の参加者をミュートするオプションがあります。
主催者が再度通話をオンにした場合参加者側(生徒)はマイクを再度有効にする必要があります。データ保護の理由から主催者側から参加者側のマイクを有効にすることはできません。
参加者とチャットをする方法
TeamViewer Meeting参加者とチャットをする方法は、会議・授業中に下部のメニューバーにある吹き出しマークをクリックしチャット機能を開きます。
会議が終了した後、チャットの内容は保存または復元されませんのでご注意ください。
チャットの内容を保存されたい場合は、ソフトウェアに用意されている別のblizzチャットを使用してください。こちらの機能は必ずアカウントが必要となります。
生徒側の画面を共有する方法
各授業の主催者は、プレゼンターとして誰がモニターを他の参加者と共有できるかを選択できます。各生徒は、オンライン授業にて画面を共有する前に同意する作業が必要です。
参加者をプレゼンターとして割り当てるには、次の手順に従ってください。
- 参加者マークをクリックします。
- プレゼンターにしたい参加者の名前をクリックし、メニューからAssign as Presenter (プレゼンターとして割り当て)を選択します。
- 参加者側がプレゼンターとして画面共有を行うための役割を受け入れるのに約30与えられます。30秒以内に同意作業を行わない場合手順2をもう一度行ってください。
- 参加者が発表者の役割を引き受けることに同意するまで待ちます。ポップアップが表示され、クリックで確認する必要があります。
- 現在のプレゼンターは新しいプレゼンターを選択できます。主催者には、プレゼンターの役割を再割り当てする権利もあります。
会議を終了する方法
モニターの右下隅にある赤い電話マークをクリックして、次のポップアップメッセージで全員の会議を終了することを確認します。
使い方 -ビデオ-
以上、TeamViewer Meetingを利用してオンライン授業を実現することで多くの方を支援できることを願っております。ご不明点等ございましたらお気軽にご投稿くださいませ。