iOS 11用のTeamViewer QuickSupportのリリース以来、TeamViewer (Classic)を使用してiOS画面をリアルタイムで共有する事が可能となりました。 この画面共有は、iPhoneやiPadのユーザーがデバイス画面で何が起こっているのかを正確に把握できることにより、作業がよりしやすくなっています。
TeamViewer 14とiOS 12の発売以来、QuickSupportの1つのタブで録画を開始できるようになり、画面共有の機能が改善されました。
この記事は、iOSをご利用されているライセンス ユーザーに向けてのご案内です。
条件
この機能を使用するには、次の要件を満たす必要があります。
- iOSデバイス(iPhoneまたはiPad)では、iOS 12(またはそれ以降)をインストールされていることを確認してください。
- iOSデバイスにTeamViewer QuickSupportの最新のアップデートがインストールされていることを確認してください。
- 接続するデバイスにTeamViewer 14(またはそれ以降のバージョン)がインストールされています。これは、Windows、macOS、Linux、Android、またはiOSデバイスで可能です。
基本設定
iOSデバイスの画面共有機能を使用できるように、各デバイスを正しく設定する必要があります。
リモートサポートのために画面共有セッションを開始するには、以下の手順を実行してください。
- 接続するiPhoneまたはiPadにiOS用のTeamViewer QuickSupportをダウンロードしてインストールします。アプリはiOSの場合はAppStoreにあります。
- そのデバイスに接続するWindows、 macOS、 Linux、 Android、 iOS にTeamViewer (Classic)をダウンロードしてインストールします。
リモートサポートを目的とするiOSへの接続
Androidのような他のオペレーティングシステムへの接続と比べてiOSでは、フルコントロールは出来かねてしまいます。
そのため、iOSデバイスに接続するときには、少しでも端末サポートを簡易化する為、TeamViewerはiOSデバイスに対する画面共有を可能としました。
iOSデバイスの画面をリアルタイムで表示して、ユーザーが自分のデバイスで問題を解決できるようにアドバイスすることができます。
iOS画面共有を活用してリモートサポートをするときは、以下の手順をご確認ください。
iOSデバイス上
- コントロールセンターの設定
- iOS設定を開きます。
- コントロールセンタ➜ カスタマイズコントロールに移動します。
- コントロールセンターに表示される画面収録を追加します。
- QuickSupportアプリを開きます。
- TeamViewer IDをサポーターに共有します。
- 要求の許可または拒否をクリックして接続要求を確認します。
📌注意:TeamViewer QuickSupportアプリの詳細オプションには、TeamViewer IDと画面共有IDが表示されます。画面共有IDはAppleのBroadcast Extensionに使用され、TeamViewerにiOSデバイスの画面を共有する機能を提供します。接続を行うためにこの画面共有IDは必要ありません。こちらをご利用しての遠隔操作は出来かねますことご了承くださいませ。必ずTeamViewer IDをご利用して遠隔操作を始めてください。
接続をする側の設定
- Windows、MacOS、Linux、Android、またはiOSでTeamViewerフルバージョンを開きます。
- iOSデバイスからTeamViewer ID ①を入力し、接続②をクリックします。
- 承認後、ユーザーがiOSコントロールセンターで画面共有を有効にすると、そのデバイスの画面が表示され、iOSユーザーが動かす画面をリアルタイムで確認ができます。
iOS画面共有に関する概要(ビデオ)
iOS端末での画面共有を停止する方法
iOSデバイスでTeamViewer (Classic)を介して画面共有を停止するには、いくつかの方法があります。
- コントロールセンターを開き、赤い点滅画面録画アイコンをタップします。
- タイトルバーのタブをタップし、画面ブロードキャスティングポップアップで停止を選択します。
画面の共有が停止すると、タイトルバーは赤で表示されなくなります。
💡ヒント: モバイルデバイスのサポートの詳細については、こちらをご覧くださいませ。