前回はパソコン・アプリケーション操作に関してご説明しました。最後は、勤怠の管理に関してご説明したいと思います。
なぜTeamViewerを使ってテレワーク?
・テレワークに必要な機能① コミュニケーション
・テレワークに必要な機能② パソコン・アプリケーション操作
・テレワークに必要な機能③ 勤怠の管理
今までの会社での勤務とテレワークで一番違う点といえば、働いている様子が直接見えないということだと思います。何時から何時まで働いていたかタイムカードでの打刻や、セキュリティカードでの入退室の時間での管理をされている企業が多いのではないでしょうか。テレワークをした場合はそれぞれが自宅で働き始め、終了時も自宅であるため、会社での勤務時間管理ではなく代わりに実際に会社のパソコンを利用していた時間で勤務時間を推測できます。
TeamViewerではユーザーごとの接続ログを管理コンソールから確認することができるので、そこから大体の勤務時間を確認することが可能です。
(ユーザー接続ログでは、スタート時間と接続時間の確認ができます)
TeamViewerでは実際に働いている時間の確認はできますが、もちろん企業の労務管理は、従業員の労働時間を集計したら終わり、ではありません。労働時間を元に給与や社会保険料を計算し、時間外労働の実態があれば残業代や割増手当を算出しなければなりません。また労働基準法の改正により、一定数の年次有給休暇日数の取得が義務付けられたため従業員の労働時間や日数を記録し、所定の年休消化数に達しているかどうかチェックする必要が出てきています。
従業員の労働時間を把握し、労務管理や人事管理につなげたい企業は、現在利用している勤怠管理システムとの連携を検討するか、テレワークに適したツールの導入を合わせて検討することも必要です。
3回に分けてテレワークを続ける中でTeamViewerがどのようにお役に立てるかをご紹介いたしました。「会社にパソコンがあり、会社で仕事をしなければならない」ことが当たり前だった時代から、安全に場所を問わずに自由に仕事をすることができることが求められています。TeamViewerが、それを少しでも助けるツールになれれば幸いです。
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