TeamViewer をインストールし、TeamViewer アカウントを作成した後、最高レベルのセキュリティを確保するために以下の推奨事項に従ってください。
二要素認証の設定
二要素認証 を設定することで、TeamViewer アカウントのセキュリティをさらに強化できます。仮に誰かがあなたのパスワードを知っていたとしても、二つ目の要素であるセキュリティコードがなければアカウントにアクセスすることはできません。
弊社のYouTube 動画「二要素認証の有効化方法」をご覧ください。
詳しい設定手順や二要素認証の詳細については、こちらをご覧ください:
アカウントの二要素認証について
デバイスを保護する: 許可リストの活用
許可リストを設定することで、信頼できる人やデバイスのみがあなたのデバイスに接続できるようになります。あなたのアカウント、複数のアカウント、または会社全体からのアクセスを許可することも可能です。
一度だけ接続が必要な場合、その人を許可リストに手動で追加し、接続後に削除することができます。
⚠️ 他人にデバイスへの接続を許可する際は、必ず相手が信頼できることを確認してください。デバイスへのアクセスを許可することは、家に誰かを招き入れるようなものです。アクセス許可を与える前によく考え、不安がある場合は他の人に相談することをおすすめします。
詳しい許可リストの設定方法や詳細情報については、こちらをご覧ください。
許可リスト設定
安全でパスワード不要な接続を実現: イージーアクセスの活用
- イージーアクセスを設定すると、パスワードなしでデバイスに接続できるようになります。公開鍵暗号方式を使用することで、より強固なセキュリティが確保されます。
- 無人アクセスが必要な場面では、イージーアクセスの設定を推奨します。個人用パスワードのご使用ではなく、イージーアクセスをご使用してデバイスにアクセスする方法をご活用いただくことを強くお勧めします。イージーアクセスは公開鍵暗号方式を使用してデバイスへのアクセスを可能にするため、従来のパスワードよりもはるかに安全です。
- 詳しいイージーアクセスの設定方法や詳細情報については、こちらをご覧ください:
接続のアクセス制御: 二要素認証の活用
二要素認証を使用してデバイスへの接続を認証し、すべてのアクセス試行があなたのスマートフォンで確認されるように設定しましょう。デバイス向け二要素認証 (Classic)の設定方法を確認する
強力なパスワードの作成
パスワードをご利用される場合は、必ずパスワード扱い方法についてご確認ください。
- パスワードマネージャーを使用し、ユニークで安全なパスワードを生成する
- 安全なパスワードの条件: 12文字以上で、大文字・小文字・数字・特殊文字を組み合わせる
- 辞書に載っている単語や一般的な用語は避ける
- 定期的にパスワードを更新したり、より安全なアクセス方法の「イージーアクセス」などの代替手段を活用する
ランダムパスワードを無効にする
他の誰もデバイスに接続する必要がない場合は、ランダムパスワード機能を無効にしてください。
ランダムパスワードを無効にする手順:
設定 (⚙) ➜ 詳細設定 ➜ セキュリティ ➜ ランダムパスワード (簡単なアクセス用) ➜ 「無効化されました(ランダムパスワードなし)を選択➜ OK
デバイスのアップデート
古いソフトウェアにはセキュリティ上の脆弱性がある可能性があります。TeamViewer やその他のソフトウェアを常に最新の状態に保つために、自動更新を有効にしましょう。
自動更新の有効化方法:
- TeamViewer のフルバージョンで自動更新を有効にする
- OS やその他のソフトウェアを自動更新する設定にする
詳しくはこちら(英文): Software Updates - A Pillar of IT Security
データのバックアップ
定期的なバックアップでデータを紛失や盗難から守りましょう。 クラウドストレージや別のデバイスを使用し、自動バックアップを有効にすることで、定期的に情報を自動保存しましょう。
詳しくはこちらをご覧ください: バックアップ – 最適な方法とは?
詳細はこちら(英文): Backups – what's the best approach?
エンタープライズ導入
これらの基本的な推奨事項はすべての TeamViewer インストールに適用されます。しかし、大規模なセットアップでは、より良いスケーリングとカスタマイズが可能なエンタープライズ向けセキュリティ機能の使用を推奨します(例: シングルサインオン、条件付きアクセス、監査機能)。