TeamViewer をインストールし、TeamViewer アカウントを作成した後、まず最初に、必要に 応じて個別のセキュリティレベルを設定します。
二要素認証の設定
二要素認証は、ハッカーがパスワードを知っている場合でも、アカウントへの侵入を阻止するのに役立ちます。
TeamViewerアカウントの二要素認証は、TeamViewerアカウントを不正アクセスから保護するための追加の保護レイヤーを提供します。
この場合、TeamViewerアカウントにサインインするには、パスワードに加えて、2つ目の要素(セキュリティコード)が必要になります。
二要素認証を設定することで、TeamViewerアカウントにログインするには、以下の情報を入力する必要があります。
- メールアドレス
- パスワード
- セキュリティコード
2要素認証の詳細な設定方法は、以下をご覧くださいませ。
アカウントの設定と保護が完了した後、TeamViewer インストールを確認します。
簡易アクセスの設定
相手側に誰もいない状態でデバイスにリモート接続するには、無人アクセス用に簡易アクセスを設定することをお勧めします。
簡易アクセスは、TeamViewerのパスワードを使用しないアクセス機能で、無人アクセス用の最も現代的で安全な設定です。
(Classic)インターフェースを使用している場合は、こちらの手順に従ってください。
許可リストの設定
許可リストを厳密に設定することで、あなたが前もって定義した人や デバイスのみがあなたのデバイスに接続できるようにすることができます。
自分以外の誰にもデバイスに接続させたくない場合は、自分のアカウントだけを許可リストに追加します。複数の人が接続できるようにする場合は、個別に追加するか、企業プロフィールのメンバー全員を許可することも可能です。
一度だけ接続する必要がある人がいる場合は、その人を手動で許可リストに追加し、再度接続した後に削除することができます。
強力なパスワードの作成
パスワードを利用して遠隔操作をされる場合は、必ずパスワードのベストプラクティスを事前にご確認ください。
- 唯一無二なパスワードを作成することが重要です。
- 強力なパスワードは少なくとも8文字の長さで、大文字と小文字を数字と特殊文字で組み合わせるのが理想的です。
- 他の人がよく使う辞書の単語や用語は使用しないでください。
- 3つのランダムな単語を使用することは、覚えておくべき強力でユニークなパスワードを作成するのに適しています。推測できる言葉(ペットの名前など)は使わないようにしましょう。必要に応じて、数字や記号を含めることもできます。例えば、"RedPantsTree4 "などです。
- 「qwerty」や「1q2w3e4r」などの隣接するキーワードの組み合わせは避けてください。
- パスワードマネージャーは、規律を支援し、独自の強力なパスワードを紛失したり忘れたりしないようするために役立ちます。
⚠パスワードを定期的に確認および変更して、常に最新のベストプラクティスにを確認することをお勧めします。
万が一外部にパスワードが漏れてしまう等のリスクを避けるため、可能な場合は、パスワードを無効にすることをお勧めいたします。 TeamViewerでは、セキュリティ設定でランダムパスワードを無効にすることができます。デバイスに誰も接続しない場合・特定の人のみしか端末に接続しない場合は、このランダムパスワード設定を無効にすることをお勧めします。
どうしてもパスワードが必要なご状況の場合は、TeamViewerアプリケーション右上歯車アイコン(⚙) ➔ 詳細設定 ➔ 詳細オプションを表示 ➔セキュリティ ➔ランダム パスワード (簡単なアクセス用)➔無効化されました(ランダム パスワードなし) ➔OKをクリックします。
デバイスのアップデート
最新でないソフトウェア、アプリケーション、オペレーティングシステムには弱点があります。そのため、ハッキングされやすくなっています。
企業はその弱点を修正するためにアップデートを行います。あなたがデバイスやソフトウェアをアップデートすることで、ハッカーの侵入を防ぐことができます。
自動アップデートを提供しているデバイスやソフトウェアは、自動アップデートをオンにしましょう。そうすることにより、各デバイス・ソフトウェアのアップデートを覚えておく必要はありません。
常に最新の TeamViewer 機能を使用するために、TeamViewer フルバージョンの自動更新を 有効にすることができます。
有効にすると、主要なソフトウェアリリース内の最新バージョンが自動的にインストールされます。これにより、すべての機能を備えた最新のTeamViewerバージョンを常に使用することができます。他のTeamViewerバージョンへのTeamViewerセッションも制限なく可能です。自動更新を有効にする方法については、こちらを参照してください。
(Classic) インターフェースをお使いの場合は、こちらの手順に従ってください。
詳細はこちら(英文):Cyber Aware - NCSC.GOV.UK
データのバックアップ
バックアップとは、お客様の情報のコピーを作成し、別のデバイスやクラウドストレージ(オンライン)に保存することです。
定期的にバックアップを取ることで、常に最新の情報を保存することができます。これにより、万が一データを紛失したり盗まれたりした場合でも、迅速に復旧することができます。
自動バックアップをオンにすることもできます。自動バックアップをオンにしておけば、ユーザーが意識しなくても、定期的に情報がクラウドストレージに保存されます。
USBメモリや外付けハードドライブに情報をバックアップする場合、バックアップが行われていないときはコンピュータから取り外してください。
詳細はこちら(英文):Cyber Aware - NCSC.GOV.UK