前の章でTeamViewerがお勧めする6つのキュリティ設定について説明しました。そこでは安全な無人アクセスについて説明をしておりますが、さらにTeamViewerを安全にご利用していただくための初期設定として、この記事でも安全な無人アクセス設定に焦点を当て説明いたします。
全般
TeamViewerに無人アクセス(接続先端末に人がいない状態)を使用する場合は、デバイスに常にアクセスできるため、セキュリティについて考慮する必要があります。
以下の手順をご覧いただき、無人アクセス専用のTeamViewerホストモジュールが不正アクセスからいつでも保護されていることを確認してください。
ランダムパスワードを無効にする
無人アクセスを保護するための最初の最も重要な手順は、TeamViewer設定内の歯車アイコン⚙➔ オプション ➔ セキュリティ ➔ ランダムパスワード(簡単なアクセス用)でランダムパスワードを無効化されました(ランダムパスワードなし)を選択してください。
個人的なパスワード(無人アクセス用)を無効にする
こちらの設定はTeamViewerホストモジュールがTeamViewerアカウントに割り当てられている場合にのみ推奨されます。任意での設定です。(以下スクリーンショット[3.1]を参照)
個人パスワードを無効にする場合は、追加のパスワードも削除してください。 歯車アイコン⚙➔オプション➔詳細➔詳細オプションを表示➔このコンピュータとの詳細接続設定➔個人的なパスワードと追加のパスワードを削除できます。
アカウントに簡易アクセスを付与する
簡易アクセス設定を上記で説明した設定と組み合わせることで、接続先端末に人がいない状態で遠隔操作を行う、無人アクセスが最も安全になります。
簡易アクセスの設定方法
コンピュータをTeamViewerアカウントに割り当てる必要があります。これは、歯車アイコン⚙➔ オプション ➔ 全般 ➔ アカウント割り当てを行います。
最後に、歯車アイコン⚙➔ オプション ➔ セキュリティ➔チェックボックス このコンピューターにアクセスするためのオプションの簡易アクセスを許可にチェックを入れます。
以上で、アカウントからパスワードなしで端末にアクセスするための設定が完了しました。この記事で説明された手順で設定を行った場合、TeamViewerIDとパスワードを使用して遠隔操作することはできません。つまりは、外部にIDとパスワードが漏れてしまった際に不正アクセスが生じる危険性がなくなります。
端末が割り当てられているアカウントを介してのみアクセスが可能です。さらに、便利な点としては、遠隔操作を行う際にTeamViewerIDとパスワードを都度提供、入力しなくても、遠隔操作ができます。
グループ共有の詳細については、次の記事を参照してください。